2013年10月
かぼちゃのピティビエ
「 ピティビエ 」と言うと、アーモンドクリームの入ったパイで、ぺティーナイフの背で羽模様を付ける菓子が一般的です。
ただ「 ガレット・デ・ロア 」の、模様飾りとの区別が付きにくくて、フランスでも・・・・ピティビエ=ミートパイみたいなお店もあるらしくあやふやになってます。
今回の「かぼちゃのピティビエ」は、風車の羽を一枚一枚で、蓋をしていくちょっと一手間をしてみました。
旬のかぼちゃをホクホクに、ふかして。
パイ生地の上に、絞り出します。
三日月に抜いた,パイ生地を一枚づつ貼り付け,蓋をします。
卵を塗って,コンベクションオーブン180℃で、約30分
最後10分で、シロップを塗ってグラッセします。
焼きたてのパイ包み
かぼちゃパイの、中身はこんな感じ
各店のお店では、こんな感じです。
レシピの数字は、先に来るのが普通
フェイスブックの「FBノート」に、書いたものをコピペ(書き写し)しました。
フェイスブックの利用法の一つとして、レシピなどの情報の共有・拡散も便利に!簡単に!できますよね。
フィード購読者(情報収集だけの方)の方には見えなくなってしまいますが、レシピとかの場合は公開設定を、「 友達限定 」にしたりします。
フォンダン・ショコラ(クラチョコ)
レシピを書く時(写す時)に、数字を前に書くのは仕事上は普通のことなんです。
フランス語で書かれることが普通の「パティスリー」の厨房の中、一般の方は嫌味に取らないで下さいね(笑)
うちでも、よく言うんですが・・・・・
「500gの砂糖」と、「お砂糖,お砂糖・・・・・ん~と500gか~」だと、言葉だと分かり難いですが・・・・動作で,仕事で考えると普通の事。(極端な話で、2グラムのイーストを計るのに、大きいボール&計り器を用意する新人さんは、・・・・まだフランス語脳になってない)
フランス語の方が遥かに便利!!
と、言う事でいつものように,数字が先で!
<Fondant Chocolat>クラチョコ 15cm 7台分
250g creme ・・・・・・・・・生クリーム
250g couverture ・・・・・チョコレート
50g beurre ・・・・・・・・バター
300g jaune d'oeufs ・・・卵黄
250g sucre ・・・・・・・・・グラニュー糖
450g blanc d'oeufs ・・・卵白
450g sucre ・・・・・・・・・グラニュー糖
100g fecule ・・・・・・・・コーンスターチ
150g cacao poudre ・・カカオ・パウダー
120g Riz farine ・・・・・米粉
型の準備、製法(混ぜ方)、材料の種類(メーカー・ブランド名)などはFBメールでお問い合わせ下さい。
Facebook 「 菊川 儀明 」 から、お友達申請受付中!
お酒を使わないチョコケーキ 「サン・ミッシェル」
チョコレートとお酒は、相性抜群!!
トリュフにしても、プティ・ガトーにも基本的にお酒は必需品。
昔のレシピよりは大分減ってはいますが・・・・、入れることによって「 味の切れ 」、味覚のシャープさが増します。
ところが、この 「 サン・ミッシェル 」 Saint-Michel
昔から、あるお菓子ですが・・・・普通に、お酒は未使用。
軽いチョコ生地にフランボワーズ(木苺)ジャムを塗ってあるので、味のシャープさ、切れもチョコレートに負けない!
もちろん、内では飾りもシンプル!
ケーキ以外でも、自分が食べる時(買う時も)は、飾りやパッケージの無い,中身に自信がありそうな物しか買い(食べ)ません。
ぐちゃぐちゃ飾っているものは、「中に自信がないんだろうな~」って、勝手に思ってしまう(へそ曲がり・天邪鬼なんで・・・スミマセン)
話は変わって・・・・・Facebook(フェイスブック)
時々,気が向いたときにケーキのレシピや裏話を「フェイスブック・ノート」という物に書き写しています。
簡単なメモや、備忘録の代わりにもなるし,季節ものなどは後々見ることも出来るので,便利に使ってます。
もちろん、公開・非公開・友達公開など使い方はその都度変えています。
今回の 「 サン・ミッシェル 」のレシピは、友達公開にしました。
それも、フランス語(世界標準お菓子語)です。
FBアカウントのない方、まだFBお友達になられていない方は 「 友達申請 」しますので、メール下さい。