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2016年4月

任意団体のままで大丈夫?

「Gateaux」(ガトー)全国洋菓子協会連合会の中でも、まだまだ任意団体が多いのは少し遅れている気がします。

任意団体では、会費収入(業界紙代)にしても、その他の諸経費もPTAや町内会費と同じレベル、熱血町内会長の時は良いが、「やらされる感」満載の人の時は・・・・・(泣)

任意団体ですから、国からも、今では金融機関からも「形のない団体」法人以外ですから銀行口座さえも作れません(団体規約や役員の住民票などを提出すれば作れる場合も有り)

現在、洋菓子協会で「一般社団」などの法人格を取っているのは、11都道府県でかいいんすうも多く比較的裕福な協会なんでしょうか?((笑))

さて静岡県はどうなることでしょう?

 憧れの職業上位の「パティシエ」(男女差のない言い方)

小中学校生・女子将来の職業No.1の「パティシエール」!!

製菓・専門学校の入学者も各校のバラツキもあるでしょうが、「8対2」で女性が多いでしょうか。

ですが・・・・、その分

早期(0~3年)離職率の高さ、定着率(2~5年以上)が上がらない現状

有名店、繁盛店でさえも「人手不足」とシェフたちの嘆きが聞こえてきます。

 大手・中堅和菓子屋では機械設備・冷凍技術の進歩により「もう十年で職人は要らなくなるのでは」などと危惧されているようです。(流通問屋談)

洋菓子と和菓子の「コンテスト」や「〇〇大臣賞受賞」の考え方の違いも昔から言われていますが、ここではその善し悪しをどうこう言っても詮無きこと。

 

美味しい物でも、「売り方」が下手で売れないで埋没。又、「ヒット商品に旨いものなし」も定説(ひがみ?)

『 千三つ 』・・・・・・千個の新商品・企画を売り出しても、3つ当たれば御の字?

「売る」ことの大切さ、「集客」の難しさ、「継続」の苦労話ばかりですが、 

オーナーシェフたちに、マダムや店長を勉強会などに出して貰うには?

シェフたちに店長&スタッフ教育ができない。お菓子のノウハウは教えられるのに・・・。

外部の手を借りるには?お金が掛かりすぎる!?

コンサルタントフィは、最低でも10~15万/月

地元商工会などで専門家派遣を使っても単発で続かない

・・・そこで、「売る!」事に特化した勉強・工夫はできるのでは?

次回、売ることの難しさ、楽しさなど

ある日の役員・理事会での出来事

 毎月、静岡市葵区紺屋町にある「静岡県洋菓子協会事務所」で定例会理事・役員会が行なわれています。東部・西部・静岡市・志田支部などから役員たちが集まり今後の洋菓子協会の展望を話しています。・・・・・あまり活発な意見交換もなく、4~50年変わらない感じです。

古く(80数年前)は、祖父たちが和菓子屋、料理からの派生・進化系として「洋菓子」として確立してきました。

海外や首都圏からも講師を招いたり、各地で勉強会・研究会・〇〇塾などの技術研鑽に励みました。

そして今日(こんにち)の理事会での会話

執行部:「会員の増強を考えなければ、減る一方では?・・・みなさんのご意見は?」

理事A:「今のままでも結構な事業はやっているのでは?」

理事B:「もっと会員のメリットになる事業を・・・」

理事C:「今のガトー誌には会費(約3千円/月)以上の価値はあると思うけど・・・」

理事D:「B会員(従業員)C会員、学生会員の数だけ増えていかないのは何故でしょう?」

「ガトーを辞める方々の感想はどうなんでしょう?想像ですが「本に業界紙(非売品)としての魅力が無い」(本屋の流通本やネットと情報が同じ)とか?」

「うちはコンテスト関係ないし、若者の新規雇用もここ数年していないので・・・」

任意団体の限界が見え隠れしています。

町内会や子供会、マンション管理組合やPTAと変わりません。・・・・・・。

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「静岡県洋菓子協会」の事業方針(第63回総会資料より)

『 菓子産業の振興発展を期し、会員の資質と技術の向上を図るため、併せて会員相互の親睦を図ることを目的として次の事業を計画する。』

1、連合会発行の「Gateaux」ガトー誌の配布(各店に個別配送移行して会合不要になりつつ)

2、役員会・総会など定期的なもの (チャット会議やSNSで十分かな?)

3、技術向上の事業・・・作品展、講習会・・・・(数店の参加者と専門学校の学生)

4、若手育成のための事業・・・・・?????(学生用?ホテル・個店有っての若者では?)

5、会員相互の親睦・・・・(飲みニュケーションは大事です!・・・が、メンバーもマンネリ化)

____________ここまで____上の《・・・(セリフ)の部分は私見です》

上記のように既存の「洋菓子協会」に、何か足りない気がするのは私(管理者・菊川)だけでしょうか?

次回、足りない部分とこれからの事

そこで次回、洋菓子協会なら任意団体より「一般社団法人」として責任ある事業をもっとするべき!(予定)

勝手に定義Vol.2 スイーツディレクター~

前回、スイーツショップの定義、スイーツファン→ スイーツエージェント→ スイーツマネージャーの話まで

次に行きますね。

「スイーツディレクター」・・・・

スイーツマネージャーの中から、少しでも高く・広く「スイーツショップ」のお手伝い・応援をする為に本業・スキルを生かしつつ、販売企画、販売イベントの実習の指導的立場

スキルアップ受講や自ら「スイーツショップ」の立ち上げを目指す方、実習&認定講座合格者、講座イベントでの講師資格を有する「スイーツマネージャー」を集めるイベントや講座を開ける人

旧態の習い事や、家元制度・武道場での『師範・先生・先輩』にあたります。

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「スイーツプロデューサー」・・・・

スイーツマネージャー、スイーツディレクターの指導・育成、講座の運営、イベントの開催、初級スイーツマネージャーから、中級スイーツディレクターへの試験の合否決定権。中級から上級講座&ワークを修了したエージェントの最高位!です。セミナー講師や講座を開いてインプット&アウトプットを行います。

地域クラウドファンディングの立ち上げ権&アドバイスから、キュレーター本部理事の資格者、都道府県理事&役員候補になっていただきます。

旧態・習い事、家元制度、武道場での先生・家元・道場主にあたります。

※S・プロデュサー認定はキュレーター本部理事が合否を決定します。

スイーツキュレーター・・・

本業やスキルを「スイーツショップ向けに」教えたり、手助けしてくれる方々

パティシエ&パティシエール、異業種間の講師、士業の先生、有資格者、

商工会、観光協会その他団体職員、スイーツブロガー、他のスイーツ資格者

スイーツエージェント本部、協会社員も全て

スイーツショップの全てのツール&商材(原材料・包材・人材・金融・広告など)

を取り扱う業者様で協会趣旨に賛同してくれた法人・個人・他協会様

 

『 スイーツエージェント Sweets-agent 』総称です。

本業・家業・士業・主婦業・学生でもスイーツショップの応援をしてくれる方々の総称

パティシエ&パティシエールも、製菓専門学校生も自身の作品のエージェント

オーナーシェフもマダムも、取引業者さんも、宅配のお兄ちゃんもお菓子に携わって気を使ってくれている方々が「スイーツエージェント」

 

※既存: S・コンシェルジュ、パンコーディネーター、S・スペシャリスト(通信)、パンマイスター(通信)、ナチュナルフードCo、ベジスイーツパティシエ資格、お菓子検定(辻)、ローフードパティシエ検定、スイーツディプロマ(パティス協会)

 

次回は、洋菓子協会内での出来事

スイーツ関連を勝手に定義しました。

前回、今までの洋菓子の歴史、お菓子の流れを簡単に書きました。

一社)スイーツエージェント協会では、下記のように

その洋菓子を取り巻くスイーツ業界を勝手に定義つけさせて頂きました。

もちろん、既存の様々な団体・協会・グループ・会派も定義付けていると思います。

対抗するつもりも、「本物vs.後発」でも「本家vs.分家」の争いもありません(笑)

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「スイーツショップ」・・・・・・・

洋菓子店、和菓子店、お菓子の置いてある喫茶店、スイーツの提供のあるカフェ、パティスリー&ブーランジュリー、イートインがある駄菓子屋、一部コンビニ、無店舗のネットショップ個人・法人、お教室の方でもイベント出店して、不特定多数に販売する場合も。例え駄菓子店でも、オリジナルかき氷やアイスクリームを扱っていれば立派なスイーツショップで良いのでは。

「スイーツファン」・・・・・・・・

「お菓子好き!」「甘いものに目がない!」スイーツ好きには、食べる(作って・買って・貰って)、作る(本業で・家庭で・教室で)、買う(専門店・ネット・コンビニ・人から)、紹介する(サロン・書く・ブログSNS)、教える習う(学校・教室・家庭)、見る(デパ地下、教室、ブログSNS、写真、絵画、作品展、コンテスト)お中元・お歳暮に決まっているお店の「あのお菓子」あの店の「アソート箱詰め」があれば立派なスイーツファン

「スイーツエージェント」・・・

お菓子大好き!甘いもの大好き!ダイエット大好き!食べ歩き大好き!SNSの投稿が食べ物多し、スイーツエージェント協会の呼びかけで『手を挙げた人』高校生、大学生はもちろん主婦でも仕事があっても休日にスイーツ食べ歩き、スイーツ持ち寄りパーティーなどを企画すれば立派なスイーツエージェント!

「スイーツマネージャー」・・・・

スイーツエージェントの中から、協会での会員活動に興味を持ち、月500円の会費を払い始めたらスイーツマネージャー認定試験の受講資格があります。スイーツマネージャー初級試験は2時間程度の動画セミナー(リアル&ウェブ)視聴して、セミナー内のミッションを行う者(ワーク研修)例:近所の自分が好きな「和・洋菓子・パン店」に研修のお伺いをしてみよう!・・・研修OK!が貰えればミッションクリア!立派なスイーツマネージャー…認定証が届くまでワークポイントを貯めて行きます。

専門学校、お教室、お稽古での生徒さんに当たります。

次回は、スイーツディレクター、スイーツプロデューサー、キュレーターの先生・講師

 

 

 

 

お菓子・スイーツの垣根をなくせば

スペイン・ポルトガルから室町時代あたりに日本に「スイーツ」(糖菓子)が入ってきました。

日本古来からの茶道・和菓子文化と混ざりつつ、80数年前あたり大正から昭和初期に和菓子から分かれて「洋菓子」として日本全国に広まっていきます。

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様々な和・洋菓子職人がヨーロッパ菓子、欧風菓子と名乗りコレといって定義もありません。

流行り廃りも、お客様の移り気も、マスコミの思惑も、時代とともに流れていきます。

欧米での主流が輸入業者の力関係や世界情勢も影響して、主導権が変わってきました。

スイス菓子、ウィーン菓子、ドイツ菓子、イタリアンドルチェ、フランス・パテスリー「パティシエ&パティシエール」が今の主流でしょう。

一方、T・D・LやO・U・Sなどの大型テーマパークに見られるように、キリスト教のイベントがそのまま「ブーム」になることもご存知の通りです。

クリスマス、バレンタイン&ホワイトデー、母の日&父の日、ハロウィンパーティー、ハッピーイースターもそう、修行帰りのパティシエ達が始めている「ガレットデロア」「パック(復活祭)」も「ポワソン・ダブリル」などとは少し『差』を感じます((笑))

地方に行けば、「フランス菓子」「パティスリー」「シェ・〇〇」などと看板を掲げているのに・・・

「柏餅ないの?」とか、「饅頭・お団子やればいいのに」など・・・別に嫌味ではなくお客様は普通に

『ケーキ屋さんも、甘い物屋でしょ?』

こだわっても、カッコつけてもダメなのか?・・・・そうでは、ありませんよね。

多様な文化が流れ着く、地図の右端、東の隅っこの島国。

お日さんの出る、「日出国」ニッポン!

全てを受け入れる、懐の深~い「八百万(やおよろず)の神の国」

極東の小さな国ならではの「洋菓子文化」が出来上がっています。

これからも日々進化しつつ世界最高峰のペストリー先端国として欧米にもアジアにも影響を与え続けていくでしょう。

次回、「勝手に定義」

4月に新しい協会立ち上げました。

4月7日に沼津法務局で、正式に登記を済ませました。

【一般社団法人スイーツエージェント協会】

ホームページも順次制作に掛かりますが、その前にプレオープンと先行募集で「会員募集」致します。

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