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シェフ・パティシエ菊川

スイーツエージェントの5W1H!!

前回、コンビニの脅威の話でした。コンビニが出来ない事、大手が手を出さない事、そして小さいお店が生き残っていくには・・・。How?何をすれば?って話でした。

各地で盛んに行われるフードイベント!大小様々、種類も様々、A級B級グルメ・・・・

商店街の歩行者天国や、お祭り、公民館のイベント、学区のイベント、学園祭、農産物の祭り、港の祭り・・・・・・、お菓子屋・パティスリーにもお誘いが掛かります。でも、大抵は「週末・土日」なんです(泣)数店舗ある繁盛店でも余剰人員が少ないことや、子育て世代はウィークデーのパートさんで週末はお休み。・・・結果、出したい!出たい!お店の名前をもっと知って頂きたい!のに「お断り」断念・残念。

イベントで言えば、一生に一度の「結婚式」、毎年一度の「誕生日」・「記念日」、その他にも「出産」から~「冠婚葬祭」全てイベント、聖人を祀る「クリスマス」や「バレンタインデー」などもイベント。

もちろん、スーパーやデパートの催事出店にもお菓子屋さんは誘われます、相談がきます。

 ある静岡県中西部でお菓子屋さんを数十店舗経営されている尊敬する先輩経営者の方が言ってました「お菓子屋はその方(家族)の一生涯のイベント(行事)に付き合える」生まれて、一歳を迎えて、入園・卒園、入学・・・・~結婚・出産・米寿・喜寿・・・・お葬式までの全て。そのイベント全てに家族の笑顔と「お菓子」があればと。恵まれた職業なんです菓子職人。

バイヤーさんやマヌカン手配など中間業者の仕事を奪うわけではないですが、そこにも「お菓子の仕事」があります。タイトルの「お金かかるでしょ?」は、出店料だったり、売上マージン、歩合だったりを「取られる」「払う無駄」と考える昔ながらの職人集団なんです。普段から値段のつけ方を研究・探求していれば、「販売管理費」をどの程度かけるのか?「お母ちゃん(マダム)に」本来払うべき手間賃を価格に乗せられない事が、正直経営だと信じているんです。

外の社会で「100円のコーラを1000円で売る方法」(中経出版)などを勉強する事を拒んでしまっているんです。その業界の常識がほかの業界では「非常識」である場合はどこにでもあるんです。

そこで異業種での経験やスキルをパティシエ達に教えて頂ける方々、スイーツで繋がる事を主題として、

《自分(経験・スキル)+スイーツxアイデア=オンリーワン!だから無限大!》

として当協会理念にしています。

いつもの様に、説明が長くなりました。次回こそは、認定資格と講座内容の確認です。

 

敵は本能寺に有り!(歴史好きブログではありません)

「敵はコンビニにあり!」(光秀風)

明智光秀だからって、反逆者のイメージだけではないですからネ。(歴史好きのブログではないです)

前回まで、会費集めの「任意団体」では出来ないので「一般社団法人」作っちゃいました。って話

・・・で、「菊川シェフは何がしたいの?」「一般人の私に何をさせようと?」・・ですね。

和・洋のお菓子屋さん、パン屋さん、大手も中小も全て「菓子製造業」と言う設備にお金が掛かってますって話でした。ネット販売で無店舗で製造している会社もしっかり「菓子製造業」を取るために自宅マンションでも「保健所」を通しているはずです。・・・お店・ブティック・販売店での許可ではないんです。作るには許可がいるけど《売るのは自由!》なんです。

だから、実業高校、専門学校、短大、講習会、勉強会、研究施設・・・「作リ方」を教えるのです。

「売り方」を教えない訳ではないんですが、「お金」のプロではないんです。

タイトルと又離れていきそうです。話を戻します。

コンビニ大好きです!

コンビニ大好きです。便利だし、近いし、どこに行ってもあるし同じもので信頼できるし、ほぼ毎日利用しているヘビーユーザーです。

コンビニのケーキ・スイーツ美味しいです。企画室、研究室又は各乳業メーカーの研究室にも同じ頃フランスで修行したパティシエが日々研究しています。

材料も同じ、レシピも同じ、作るのが大量(安くできる)・・・しかし、「流通に乗せる」「全国均質・均一」が案外と難しい。

そうです!最大の脅威「コンビニ」ですから、隙もあるんです。少し前までシェフ達も「大量生産だから」とか「パック詰めだから」とか、タカをくくってました。

周りを見ても、酒屋・タバコ屋・書店・雑貨屋・食料品店・お弁当屋・薬屋・銀行の店舗までもが商店街から消えていく様を見ているのに・・・・・そして「パン屋・ケーキ屋」が街から消えた・・・にならないように!

「作る」方は、工夫したり勉強する機会があるが、「売り方」は人任せ、ご来店するお客様次第では?「売る」方は、日々の工夫や、学ぶ事が出来なくて、毎日の作業に追われ・・・・【待ちの姿勢】・・・・HPも、SNSもありますが・・・・使えない?集客にも困る始末。

攻めの営業が中々出来ないで困ってます。ケーキー・スイーツショップ、和・洋菓子店・パン屋さんの助けて~を手助けしてくれる「スイーツエージェント」を育てる仕組みを作りたい!

レストラン・喫茶店・街のイベントでお菓子売りた~い!を助ける仕組み。

お菓子のアイデア、イベントアイデア、商売のアイデア持っているのに「パティシエ」達に話すのは敷居が高いのでは?

作ることを極めたいと頑張ってきたけど・・・年齢的にも、子供たちや家庭で掛かる時間が限られていて「大好きなスイーツの仕事」から少し距離を置いてしまった、元料理人・元菓子職人・・・。

少しづつ、《スイーツエージェント協会》の必要性を感じてきましたか?

 

次回は、How?・・・さあ、どうしよう?お金かかるでしょ?

 

ボンナァネ!2014チュッ!

新年

Bonne année meilleurs voeux 2014 !!
 
Happy New Year !!
 
平成26年午年!明けましておめでとうございます
 
2014年が、皆様にとって素晴らしい良い年でありますように!!
 

「紅玉のカンパーニュ」田舎風りんごパイ

「紅玉のカンパーニュ」田舎風りんごパイ

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青森産「紅玉」の色があまりにも綺麗なので、ぜんぶ皮を剥いてしまうのが、もったいなくて半分ぐらい残して「紅玉のカンパーニュ」(田舎風りんごパイ)にしています。


「紅玉」は、酸味が強いので「焼きりんご」や「タルト・タタン」には最高ですね。

お菓子作りの、おもしろい所Vol.5

お菓子作りで,楽しい瞬間!人それぞれ、パティシエの感性如何ですが。

特に中・高校学生が研修に来て、「質問タイム」では、お決まりの「シェフがお菓子作っていて楽しい時は?」で、こちらもお決まりで・・・・

お客様に「美味しかったと言って頂いて、再来店して頂けること」などとお決まりの言葉を用意(笑)してますが・・・・

本当の仕事として、いち職人・アルティザンとして「普通の事を普通に!毎日々コンスタントにレベルをキープする事」ほど難しい事はありません。

その難しさを悩み、時には苦しみ・・・そして克服して!難しさをクリアした時こそ

「お菓子作りって、なんて楽しいんだろう~!」って、

 

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写真では,少し分かり辛いですが・・・

今年3年目男子&一年目女子で仕込み中?

もちろん、同じレシピ、同じ時間,オーブン温度、同じ材料,同じ職人・・・・・で、?

 

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右が、少し気を抜いた仕込みをした場合で75点

左が、普通の仕込み95点

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左は、普通にふんわり、ス~とスプーンが入っていく感じ。見た目の高さも取れてます。

右は、低く焼けた分、少し硬く人によっては、こちらが好みの方も居ますが・・・・?

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見た目は分かりづらくて、難しいですが・・・

考えられる原因は、一つとは限りません・・・が、・・・・。

 

ヒント : シェフ「同じゴールを目指す時,違う道を行くラリーもあるよね?」(車種も性能もドライバーテクも違う)

    若者 「???」

 ・・・・ 「朝、同じ電車に乗らなきゃならないのに、寝坊したら?」

・・・・「同じ道,同じ自転車・・・・同じ速度で乗れる?」

・・・・・と、ヒントのような?禅問答のような?(笑)

レシピはこちら(フェイスブックノート)

さつまいものタルト(スイートポテト今風)

さつまいものタルト

さつまいもをタルト風に仕立てた、秋の定番スイーツで、今風にしたスイートポテトです。

  

10月デビューのつもりが週末なのでフライング気味に発売開始で~す。

スイートポテト断面図

中にはダイス状にカットした、さつまいも甘煮を入れてあります。

シェフ・パティシエ 菊川儀明(Noriaki Kikugawa)

Chef Patissier Noriaki Kikukawa


伝統のなかに、新しい発見ができないか! 


自分なりに作ったら、どんなお菓子が出来るのか。
 
シェフ・パティシエ 菊川儀明(きくがわのりあき)

私のお菓子づくりは、伝統への挑戦から始まりました。


伝統菓子

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フランス修行時代

MOF-ボゲイ先生21歳、リヨン「パティスリーアロット」にて
MOF-ボゲイ先生21歳、リヨン、「パティスリーアロット」にて

シェフから :
小さい女の子の、憧れの職業で上位にランクされるパティシエ、パティシエールという仕事、
見るとやるとは大違いで、なかなか大変な作業の連続です。

お客様の口に入る物なので当然ですが、細心の注意に神経をすり減らす毎日です。 

ところが、
辛い事ばかりではありません、形のない粉、砂糖、卵などから様々な形、色、香り、そして味覚や食感を自由に創り出すことができるのですから・・・。


スタッフ

憧れだけで終わらせる事無く、女性のセンス、感性を120%引き出す、引き出せる、最高の仕事として、一生の仕事として女性の活躍が益々期待されています。
ps:これからは、寿退社後や、たとえ産休中でも、自宅(ネット上の店舗)でお菓子を売る、売れる時代です。
作るだけではなく、売るのも大事な仕事なんですから。


週末に、タモリさんが沼津に来られた時(ヨットレース)主催者スタッフがタモリさんに贈ったバースデーケーキ↓

バースデーケーキ タモリさん特注

自慢の逸品


パーテイー用デコレーション(30cm)焼き菓子マドレーヌ特大モンブラン
■パーテイー用デコレーション(30cm)焼き菓子マドレーヌ特大モンブラン



に挑戦するには、伝統を素直に受け継ぎ、確実に体得し、

ノウハウとして次世代に伝えられるレベルにまで達してからアレンジしていく事に。

 現れては消えてゆく流行菓子は、他のパティシエ達に任せて、

「La toradition 」を受け継ぐ事こそが、私の仕事と、こころえています。

それは、先代のバウムクーヘンであり、師匠の焼き菓子マドレーヌであり、

シンプルなフランス菓子モンブランに表現されています。



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