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モンブランの秘密・・・・Vol.3

モンブランのレシピ(リンク)は、このページの一番下です。

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さて、前回,前々回の続きです。

東京・尾山台「 A ・B・ V・ T 」河田氏のもと4年目に入り,アントルメティエを任されるようになって、なんなく「 モンブラン 」を絞り。

生ものの面白さも判ってきた頃、腰に激痛!

何ヶ月か違和感はあったものの・・・・姿勢が悪いからかな~?ぐらいに

痛いのなんのって・・・・その前までも先輩たちも「血尿なんか出てやっと半人前!」・・・・「体育会系なら部活でそれぐらいやってるだろ~」・・・・各先輩たちは地方で5・6年それなりにやってきて、いわゆる「箔を付ける」・・・・「フランスに行く準備」・・・・「料理人から菓子職人へ」とか、他の店ならシェフクラス当たり前みたいな人達が少数精鋭で,・・・しかもお店の地下のラボの中で・・・・根つめて仕事している。

ピーンと張った空気の中、最高の菓子を出す!って事だけに集中している!

隙があれば、人のポジションを伺う(取ってやる!)くらいの勢い!

そこで、ちょっと腰が・・・・痛いので休ませて・・・・なんて言えない!

半年くらい繁忙期を頑張って,少し時間が取れた頃のお店の休日。初めて病院へ

予想に反して・・・と言うか,予想どうり・・・・石!腎臓結石。トホホ

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アントルメ(生のケーキ)のポジションを、泣く泣く・・・同僚に代わってもらい、入院。

東京での、1週間ぐらいの入院では石が出きらなくて、薬で仕事に復帰したものの・・・お店になんとなく迷惑をかけて続けることもできず。

河田シェフとも話をして、完全に治してから,出来れば「フランスに行きたい!」って、はっきり!

体を治して,次の店にと言ってくれましたが・・・・当時東京のどのお店も「売れている店」「美味しいお店」「異業種参入」「外資系」・・・・・どれもしっくり来ない。

「シェフのやりたい事をそのまま表現している店」を、探しに再びフランスへ行く事になったわけです。

そして、前回お話したフランス・リヨンでの「東京のモンブラン?」のお話

91’湾岸戦争の勃発で、失業⇒帰国⇒帰郷

前々回の「黄色いモンブラン」がまだまだ当たり前の「三島」へ

 

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そして、次回こそ黄色いモンブランvs.モンブラン

 

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