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静岡・伊豆苺「紅ほっぺ」フレジエ
普段SNS(Twitter、Instagram、Facebook)ばかり更新しているので、ほったらかしのブログです。
それでも、お菓子は毎日作っているわけで、「情報発信」が出来ていないだけ。
最近のスイーツで、ハマったのがこれ↓
【紅ほっぺの、フレジエ】
パリで注目の若手シェフ、ヤン・クヴリューYann COUVREURの新書からのリクエストで作ってみました。
お菓子・ケーキの中で、ショートケーキと言うものはフランスには元々無くて、自分が居た頃(約30年前)は、「苺のケーキ」と言えばフレジエが当たり前。
本来は、アーモンドの入ったスポンジ生地に、クレーム・ムースリーヌ(カスタードバタークリーム)苺を立ててびっしりと並べて上は緑色のマジパンで飾るのが定番。
尾山台の師匠(オーボンヴュータン)の「ヴァレ・デ・フレーズ」の場合は、同じくアーモンドのジェノワーズに、クリームはクレーム・オ・ブール・ムースリーヌで、少しメレンゲも入ったバタークリームにカスタード&バターが、入ります。
上には真っ赤な、フランボワーズのナパージュ(艶ゼリー)、花やツタをバタークリームで絞って仕上げてます。
そして、うち(ララ洋菓子店)の場合は?
ヤン・クヴリューのレシピを少し変化させて。
ジェノワーズ(スポンジ生地)を、フランスより軽くして、その分厚みを持たせ
ガルニチュール(中身の詰め物)のゼリーも少し硬めにして、テイクアウトにも耐えうる様にしました。